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除塵機と発電との関わり

こんにちは!三重県鈴鹿市に拠点を置き、水に関わる機械器具設置や排水処理設備、除塵機の管理全般を手がけている株式会社サクマ工業です。
現代社会において、電気は最も重要なインフラのひとつです。
電気がなければ衣食住のありとあらゆる供給がストップしてしまいますし、医療に関わるさまざまな機械が動かなくなれば、人々の生命を守ることすら難しくなってしまいます。
そのような電気は、日本全国の発電所から供給されています。
ここで取り上げる除塵機は、火力発電所と原子力発電所において、非常に重要な役割を果たしているのです。

発電所で用いられている除塵機とは

火力、原子力発電所では、日々大量の水が消費されています。
いずれの発電においても膨大な熱が発生し、事故を起こさないためには発電タービンを確実に冷却することが必要です。
この冷却水には、基本的に海水が利用されており、海沿いに設置される発電所には海水を取り込むための取水口があり、スクリーンと呼ばれる除塵機が設置されています。
これによって海を漂うゴミ、クラゲや海藻などが取り除かれ、内部に流れ込むことで故障やトラブルの原因となってしまわないよう機能しているのです。

除塵機とインフラの切っても切れない関係

冷却水というフレーズを聞くと、以前の大震災と関連した原子力発電所でのトラブルを想起される方もいらっしゃるかもしれません。
多くの報道で取り扱われたように、あの件においてはとにかく膨大な量の冷却水が必要とされました。
もし冷却水がなく、熱を冷やすことができなかったなら、より大きなトラブルへと発展してしまっていた可能性もあります。
そのような冷却水を持続的に供給し続けていたのが、海水取水口に設置された除塵機であり、目立つ役割ではありませんが非常に重要な役目を担っていたのです。
また同様に、火力発電所でも冷却水が用いられることで、その発電量を保ち続けることができます。
電力供給という重要なインフラを維持するためには、除塵機の活躍は決して欠かせないのです。

サクマ工業へご相談ください!

サクマ工業は、発電所の除塵機や水処理設備の機械器具設置とメンテナンス、製缶製作や製缶加工などなど、多種多様な業務を手がけてまいりました。
社会の基盤に携わる業種としての意識を高く持ち、技術の向上と安心安全の施工を常に心がけております。
質とスピードを両立させて、お客様のニーズに合致した施工をお約束しますので、各種施工がご入用の際はぜひ弊社にお問い合わせください!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。