大型施設で役立つ自動除塵機
こんにちは!三重県鈴鹿市に拠点を置き、水に関わる機械器具設置や排水処理設備、除塵機の管理全般を手がけている株式会社サクマ工業です。
水の処理に活躍している除塵機にはさまざまな種類が存在していて、その中でもとりわけ大型なのが、自動除塵機と呼ばれるものです。
この自動除塵機には、連続式自動除塵機と間欠式自動除塵機と呼ばれる2つの方式があり、いずれもポンプ場など大型の施設を中心に活用されています。
今回はこの自動除塵機について、ご説明いたしましょう。
自動除塵機の特徴
自動除塵機にも細分化すると多くの種類があり、ここでは一例として間欠式自動除塵機の中から、ダブル型ドライチェーンレーキをあげたいと思います。
ダブル型ドライチェーンレーキは、水中からゴミをすくい上げるためのレーキ(熊手)状の機構を2つ備えており、このレーキ部が1つのタイプの除塵機と比べて動力の負荷が少なく、消費電力も少なく済むことで、省エネの観点においても優れているのが利点の1つです。
また除塵機はその構造上、摩耗による老朽化に気を配らなくてはならないのですが、この形状は耐久性が向上しています。
さらに他の型の除塵機と比較して回転機構が水中にないため、器具の機能を維持するための管理がしやすく、どんな場所にでも設置が容易だというメリットがあります。
どんな場所で活躍しているのか
ご紹介した自動除塵機にも共通しているのが、大型施設への設置に適しているという点です。
具体的な設置場所の例としては、雨水ポンプ場・下水道のポンプ場・農業用水に利用される水路・水力発電所などがあげられます。
水力発電を行うためには、取水口から取った水を、沈砂池という箇所で除塵する必要があり、ここに設置されて活躍しているのが自動除塵機です。
2019年のデータによると、日本国内における自然エネルギー由来の発電として、最大のパーセンテージを占めているのが水力発電です。
国のエネルギー事情にまで関与している自動除塵機は、私たちの生活の基盤を支えてくれているものだといえるでしょう。
サクマ工業へご相談ください!
三重県鈴鹿市に本社を置くサクマ工業では、これまでに数多くの水処理設備、除塵設備関連の業務を手がけてきました。
各種機械器具の設計、設置からアフターフォローまで、経験にもとづく高い技術とプロとしての責任感を持って施工を行っています。
また製缶製作、製缶加工も手がけており、水門、ゲート、コンベアー、フレームなどに関わる設置工事や輸送など、多岐にわたる施工に対応しております。
ご依頼から無料でのお見積もりまで、どんなご用件でもお気軽にお問い合わせください。
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