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さまざまな水を届ける水道設備

こんにちは!三重県鈴鹿市に拠点を置き、水に関わる機械器具設置や排水処理設備、除塵機の管理全般を手掛けている株式会社サクマ工業です。
人類は古来より、水と隣り合わせで発展してきました。
かつての四大文明がいずれも大河の流域に栄えたように、水がなければ人間の生活は成り立ちません。
人々が清潔な水を得るために苦心していた時代を考えると、蛇口をひねってきれいな水が出てくる現代は、非常に恵まれているといえます。
そのような水を、私たちの元へと運んでくれているのが水道設備です。
水道にもさまざまな種類がありますが、この記事では私たちにとって最も馴染み深い上水道と、多様な目的で利用されている工業用水道の2種類についてご紹介したいと思います。

清潔な水を運ぶ上水道

上水道とは蛇口をひねることで出てくる、私たちが普段利用している一般的な水全般を指す言葉であり、水道と略して呼ばれます。
日本の上水道では急速濾過法という方式が用いられており、河川やダムから取水した水に薬剤を混ぜることで泥や有機物、微生物などが混ざった濁りを沈殿させて、フロックと呼ばれる大きな塊にします。
そうしたうえで上澄みの水を濾過して殺菌処理をし、無色透明な飲み水が生み出されているのです。

幅広い用途に用いられる工業用水道

飲料用や生活用水に用いられる上水道とは別に、工業用水道というものも存在しています。
工業用水道から供給される水は、工場の冷却用水や清掃用、ボイラー用など、人が直接触れない用途に適したものとなっており、産業の基盤を支える大切な役割を担っています。
水を汲み上げて処理を施すという点では上水道と変わりませんが、飲んだり触れたりするわけではないので、上水道に比べると検査基準が緩いのです。
そのため不純物を沈殿させ取り除いて最低限の浄化をするだけに留め、ろ過や殺菌処理は行わずに利用しているケースもあります。
工業用の水は、とにかく多くの量を必要とするため、上水道の水を利用していたのではすぐに水が足りなくなってしまいます。
上水道の安定した供給量を保つためにも、工業用水道は非常に重要な存在なのです。

サクマ工業へご相談ください!

サクマ工業は三重県鈴鹿市に拠点を置き、全国の幅広いエリアで施工を請け負っています。
上水道や工業用水道の処理設備に加え、除塵設備、製缶などの機械器具製作と設置からメンテナンスまであらゆる作業を一貫して行うことが可能です。
数多くの現場で培ってきた経験と最新鋭の技術力で、お客様のご要望にお答えいたします。
処理設備に関わる施工をお求めの際は、ぜひ弊社へとお問い合わせくださいませ。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。