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製缶加工の特徴と鈑金工程における材質上の注意点を解説!

こんにちは!
株式会社サクマ工業です!
三重県鈴鹿市に事務所を置き、愛知県や東海地方各県にて、重量物の搬入・据付、機械器具設置工事などを手掛けております。
「製缶加工の特徴が知りたい!」
このようにお考えの方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は製缶加工の特徴をご紹介します。
鈑金工程における材質上の注意点もお伝えしたいと思います!

製缶加工

溶接の様子
製缶加工では、鉄やステンレスなどの金属板を切ったり、曲げたり、溶接したりして、構造物の骨組みなどを立体的に作り出す加工のことを指します。
主な製作品は、架台フレームや筐体など立体的な構造物です。
一般的な板金加工とは、扱う金属板の厚さが異なります。
鈑金加工では6mm以下の薄い金属を加工し、製缶加工ではアルミニウムやステンレスなど6mm以上の厚みがある材質の加工を行うのが特徴です。
材質上の注意点を見ていきましょう。

アルミニウム

アルミニウムの特性は、軽量なことです。
近年では、部品自体の軽量化による省エネルギーや、高効率へのニーズが高まっているため、列車や飛行機の部品にも多く使用されています。
一方でアルミは、曲げに弱いという特性があります。
曲げ方によっては割れが生じるため注意して作業を行う必要があるでしょう。

ステンレス

ステンレスの特性は、錆びにくいことです。
たとえばクリーンルームで使用する生産ラインでは、必ずステンレス製のフレームが使用されています。
そのほかにも、食品関係の工場や製薬関係の工場でもステンレス製の製品が使われています。
なぜなら腐食作用を起こす材質を使うと問題になるからです。
ステンレスは非常に取り扱いが難しく、熱が伝わるまでに時間がかかり、熱を放熱しづらいという特徴があります。
ステンレスは表面が美しいですが、キズがつきやすいです。
細心の注意を払って、施工を行う必要があります。

メンテナンスの依頼は株式会社サクマ工業まで!

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ただいま弊社では、各種工事のご依頼を承っております。
主に水処理施設で使用されているポンプや排水設備、水門設備などの水処理装置の設置やメンテナンスは、ぜひ弊社にお任せください!
また、製缶工事にも対応可能です。
ご依頼はお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。