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中水処理プラントってどんな設備?

こんにちは!三重県鈴鹿市に拠点を置き、水に関わる機械器具設置や排水処理設備、除塵機の管理全般を手がけている株式会社サクマ工業です。
皆様は上水と下水という言葉はご存知でしょうか。
簡単に区分してしまえば、上水はきれいな生活用水、下水は排水された汚れた水であり、この2つに関してはご存知の方が大半ではないかと思います。
では中水という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
今回は上水と下水に比べると耳にする機会が少ない、中水にまつわる処理プラントについてご説明しようと思います。

中水とは一体何か

まず中水とは上水と下水の中間にあたる水です。
雨水や生活排水などを処理してきれいにはしたものの、上水として用いるほどには浄化されきってはいないというのが中水ですので、まさに上下の中間とよぶべき水なのです。
代表的な用途としては、水洗トイレの洗浄水や工業用水・防災用水、さらには公園の噴水などがあげられ、人があまり触れない部分の用水としての利用が中心となっています。

環境に優しい中水処理

中水の利用にはいくつかのメリットがあります。
その中で最大の利点としてあげられるのが、環境への好影響です。
本来なら排水として放流される水を流すことなく留めて再利用するので、下水道への負担が減り、河川の水質保持が期待できます。
同様に上水道の使用量を軽減することもでき、水不足への対策としても非常に有効です。
また自家発電設備のある店舗などにおいては、災害時のライフラインとして利用可能な点も見逃せません。
上記のように大きな利点を持つ中水処理のために稼働しているのが、中水処理プラントです。
中水処理プラントでは、大まかに合併処理浄化槽・三次処理槽・中水処理槽と複数の段階に分かれた浄水処理を施し、そのままでは使えない水を上述したような用途で利用できる状態へと変えていきます。
BOD(生物化学的酸素要求量)、透視度などの基準で水は評価され、無味無臭の状態にまで浄化されたものが中水として利用されているのです。

サクマ工業へご相談ください!

サクマ工業は、三重県鈴鹿市を拠点に、水処理設備・除塵設備・製缶などの機械器具製作と設置・メンテナンスなどを手広く手がけている会社です。
作業時には安心安全を最優先にしつつ、高い技術を持ったスタッフたちがハイスピードかつハイクオリティの施工をご提供しております。
ご依頼に際しては、用途や設備の規模などを丁寧にヒアリングし、あらゆる現場に柔軟に対応いたします。
日本全国どこの施工にも対応しますので、ご用命がございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。